人と人がゲームという世界を通して、直接に関わりあう。
オンラインゲームのおもしろさ、これはやったことのある人にしかわからないでしょう。
言葉で表現することは難しくないのですが、実際のおもしろさはその言葉をはるかに超えています。
この本の良い点の第1は、そんなおもしろさを伝えようとしている点です。これからはじめようとして、パラパラとめくる人にや、
不安を感じながら始めた人にとっての、よいガイドとなるでしょう。
もちろん、初心者が必要とするデータも充実しています。
もうひとつの良い点は、
ヴァナ・ディールという世界でのコミュニケーションの常識が書かれていることです。
別のゲーム雑誌のライターには、残念ながら人間的に褒められるといえないような
言動をゲーム中にしている人がいますが、
この本は、人と人とが関わりあうからこそ成立する
ヴァナ・ディールでのエチケットが記されています。
もちろん、それをすべて鵜呑みにすることはないでしょうが、
オンラインゲーム初体験という人にとっては、大いに役に立つのではないでしょうか。
オンラインゲームで攻略本なんて役に立たないという見方もありますが、
逆に言えば、攻略本があってもおもしろさのエッセンスが削がれることはありません。
ネットで積極的に情報を得ているならともかく、
この本を机上においてプレイするのも悪くない楽しみ方だと思います。
Odinサーバでプレイしている人なら、誰しも一度は
見かけたことのあるであろう、「電撃の旅団」のメンバー
によって編集されたこの本。 合成・クエスト・ミッション・マップ・アイテムといった
データ的なものの充実は、攻略本として充分な量が収録されて
います。
しかし、この本の特色として、以下のような事柄が挙げられます。
「このジョブに求められるものは何か?」
「このレベル帯での狩り場はどこがおすすめか?」
「こういう事をしたら嫌われます or 迷惑です」
そういった、生々しいプレイヤーの意見というか、現在の
ヴァナ・ディールに定着している「暗黙のルール」のような
ものを、きちんと書いてあります。下手するとプレイの幅を
狭め、自由度を下げてしまいがちな内容ではありますが、
マニュアル指向やHOW TO指向の強い人には、ありがたい情報
なのかもしれません。また、自分がそう言った嫌われるような
プレイヤーなのかどうかを知るための指標にもなるでしょう。
おまけのDVDは、ファンならば確実に楽しめる内容に
なっています。団長の闇王戦は、笑いと涙に溢れています。
プレイヤーでなくても、このDVDは楽しめることでしょう。